蛇谷 りえ / JATANI RIE

話すことない

この時期、あんまり書くことない。考え事と溜まってる本と映画が見たい欲求だけがある。書こうと心構えをすると、あんまり書きたいことはなくて。ゆるゆる。

あ、そういえば、年末はお笑い番組を見て、久しぶりに笑かされて、おもしろいから何回も同じ番組を見て、次第に漫才を分析したり、若手のあらたしい笑いを探求したりしたのが楽しかった。鳥取にかえってその話をすると、大阪人ならではだね、と分析され、あれ?こうも違うかったのか。と、自分にとってのあたりまえの感覚を年末に味わえていたのがよかった。お笑いって、限られた時間で目の前のお客さんをいかに笑かそうかと、頭をフル回転させてるのが最高におもしろい。ぐだぐだで、むちゃぶりでも、ねばって転がそうとする感じとか、スリリング。芸人すごい。ダウンタウンの松本が、笑いがおきる前に笑ってる。松っちゃんにはいつどこにでも笑いの可能性があって、それをすぐに見つけてしまってるのだとすれば、そういう審美眼、私も持っていたいと思った。世の中をみて、自分の「笑い」を見つけて、それを誰かに知らせてる(しかも同じように笑かせてる)って、いまの自分に必要なヒントがいっぱいあるような気がしています。去年はまじめにしすぎたから、笑かしていきたい。

「とにかく明るい安村」が年末一番でした。何回みてもたのしいよ。

2015年01月11日 BLOG