蛇谷 りえ / JATANI RIE

「スナック」をしました。

大阪、中崎町にある古本/カフェスペース「空夢箱」でスナックを開きました。冬が始まる前にふと口約束したのが実現できたのですが、今年の冬はずーっと仕事に引きこもって誰とも会って話をしたり、遊んだりしてなかっておかしくなりそうだったので、たくさんの顔見知りの人がやってきて、お話できたのでスナックをやってよかったです。スナックは、少人数でお酒とごはんが出る場所なんですが、人がどんどん来てくれて、どっぷりは話ができない感じでした。でもまあいい。あのイメージしていた、カウンターだけでおばちゃんが一人でお店をやっている風景はどのようにつくられているのか、今度機会があったらスナックにいってみたい。

大人数のパーティの振る舞いと、少人数のスナックの振る舞いと、微妙に違いがあって、それを体感してあたふたしてるのがおもしろい。なんていうか身体的に、バージョンアップしてる感じ。そこで何か情報を得たり、友達が増えたりしているかというとそこにポイントを置いているわけではなく、席を外したり、耳を傾けたり、話しかけたり、そこにいる自分の立ち位置をゆらゆらさせるのがおもしろいなーと思って、やってる気がします。この間、パーティに行ってそう思いました。目の前の場所や状況によって言葉が変わるように、振る舞いも変わっていて、私は基本的に言語じゃないところで居心地よくいるのが好きなので(あんまりしゃべりたくない)、その場所場所で、どう振る舞うか。それが顔なじみのところほど落ち着くし、それが今まで感じたことのない場所だとおもしろい。リベンジしたくなる。みんな均一された一体感は苦手。そうやって絶妙な場所の移動をしている感じがあります。物足りなかったら移動するし、全然見つからなかったらつくる。そのときどきの自分の心情にあわせて、またスナック開こうと思います。

 

2011年04月30日 BLOG