蛇谷 りえ / JATANI RIE

蚤の市

この前、近くで持ち寄り蚤の市があって、見にいった。みんなそれぞれの骨董の視点がちがって、ながめてるだけで面白かったし、気にいったものは、違う解釈をもって、違う場所に引き渡されるのは、なんともロマンチックな行為だな、と感じつつ。私だったら何を出すかなあと、クレープ食べながら帰る。

オフィスや部屋にある、引き出しをあけると、小さいぬいぐるみがいくつかあって、中くらいのぬいぐるみが部屋にもあるのを思い出す。犬ぐらい、でかいのもある。小さいのは、持ち歩いてたので、薄汚れている。中くらいのは、UFOキャッチャーとか道に落ちてたり、バザーで売れ残ってたもの。(でもそのうち2つは犬のおもちゃになってどこかにいってしまった)

あと、ケーブルがやたらある。電気製品とか、録音機器とか。接続大好き。あと、音が出る子供用のおもちゃ楽器、光るもの、など。なんとも言いがたいラインナップ。蚤の市とは関係なく、屋台にあった、作業所で作られたアクリル毛糸のタワシが最高で、すかさず買う。渋い一点ものもいいけど、わたしは大量につくりすぎて出来ちゃった奇跡みたいな、モケモケした、変なのが好きだな。

2015年10月20日 BLOG