蛇谷 りえ / JATANI RIE

ダンスとか、声とか、音とか

ここ最近、身体に関心があって、そんなことばかり考えてるんだけど。どこまでも憧れてる状態で、ソレは、手に届かないところにあるような感じがあって、これは一体なんなんだろうか。音楽は、物心ついたときから、外にあった。友達のバンドで、CDで、PVで、当時はyoutubeなんてないから、友達のバンドのライブや、気にいったバンドのCDをひたすらイヤホンで聞いたり、DVDBOXを買ってひたすらPVみたり。自分の半径1mぐらいの情報で事足りて、それは自分が移動すればするほど、幅広く浅く、いろんな音楽を知る事ができて、今に至ってる。音楽が好きってほど、掘り下げたこともないし、ましてや自分で演奏するなんてありえない。コピーで真似てみるモチベーションはあったけど、アレンジとか、そんなのはなかった。今で言う、コスプレに近い。ダンスも、友達が企画したパフォーマンスライブに行くぐらいで、演劇はここ数年の経験。ダンス友達が増えて興味があるぐらい。声も、podcastを仕事で経験してから、自分の声の恥ずかしさとか聞かれてるプレッシャーに未だになれないし、私よりもいい声の人を見つけるとひたすらに憧れる。

perfumeも、ウルフルズも、森山未來も、他にもいろんな憧れる人は、声とか、音とか、ダンスとか、身体の表現に対して、私にはない、でもいいなあ。とうらやましく思ってるところが多いんじゃないかな。このどうしようもない溝は、少しずつ埋めていきたいと思っていたりもするんだけど。まあ、自分の持ってる全部の溝を埋めなきゃいけないわけではない。でも、どうしても気になるんだよね。この溝。外から受けてばっかりもいいけど、なにか、もう少し自分なりに捉え直したいんだよね。どこから始めたらいいかもわかんない大きな溝だわ。

2011年09月28日 BLOG