蛇谷 りえ / JATANI RIE

これまでのわたしの目の前のこと

の、ばっかり。

作品の続きがたくさん出てきた。まとめることに嫌気がさして後回ししつづけた作品の続き。ただの続きになってしまうから、今、まとめて公開しようかな。わからんままにやってきた足跡みたいに、なにか自分のことを考える機会として。

あのときいろんな土地にいって、そこで出会ったひとと、偶然再会したら、「こざっぱりしたね!」と随分おどろかれた。あのとき私が思っていたと、今あのときを思うことは違う。あのときソレを目撃したひとが、今のわたしと再会できたら、いったい何を思うのかしら。なんだかそういう、手紙の距離感みたいな、時間差の変化も楽しめたらいいかもね。

今が、わたしにとって何か特別なタイミングではないのだけれど、いや特別なタイミングなのかもしれないな。ここを引っ越しすることとか、引っ越し前のあのときの感じから随分気持ちが違う。私たちはいつ、どこで死ぬかわからないという意味でも、今がいまなんだと思うねん。

2011年07月16日 BLOG