蛇谷 りえ / JATANI RIE

家にいる

この2.3日、風邪をひいたり、なんだか外と関わることに疲れて、家にいる。やらなきゃいけない仕事もあるので、ちょこちょこだましだましにやってるんだけど。でも、この家で一人で風邪とかひいてると、ああ、このまま一人で死ぬんじゃないか、とか思っちゃって、さむしくなるので、結局情報に接してる自分もいる。情報っていっても、文字ばかりだから読むのにめんどくさくなって、youtubeに切りかえてみたりする。映画のストックがあれば、だらだら映画をみるのに、こんなときに限って見たい映画は思いつかないし、そんな準備はあるわけもない。せいぜい、ここ最近のたのしかったことを布団の中で思い出してみたり、言い残したことに後悔してみたり、前にも後ろにも進まない、この停滞感。

ついこの間、ここに何をかけばいいかわからなくなった、って言ってたけど、今朝思い出したんだ。あと、大事なことも。その話はおいておいて。ツイッターとかフェイスブックとか、誰かが見てるでしょ。だから、言いたいことをつぶやいて、反応もらったりしてうれしくなったりすんだけど、もう大分いっぱいいっぱいになってる。タイムラインが。スキマがないというか。情報過多になっていて、もう余計なこと言いたくない。これ以上、増やしたくない。だからと言って、一方的に読んでいたいわけじゃないんだけど。

風邪で寝込んでいるときに、静かな家で一人でいると、どうしようもない不安感が襲ってくるんだけど、こういうときに、テレビやラジオがあったら、それを聞いてる私。ってことで、客観的になれる。もしくは、となりの部屋でごそごそ誰かが別のこととかしてたら、それだけで安心感ある。かといって、人間は気を使う性質があるから、緊張して、逆に落ち着けない場合もあるんだけど。案外、動物と過ごすのは、一人暮らしにとってほんとうに楽なんだろう。そういう言語じゃない共存の仕方というか、言葉なしに居られる状況。自分の時間ってのは、この瞬間な気がしていて。それは目的が、意義とか、意味とかに意識はいってないんだよね。空白の。なんにもない時間。そういう時間が私は愛おしく思います。

2011年10月20日 BLOG