蛇谷 りえ / JATANI RIE

いい言葉

見えないなにかを背負ってて、背負ってる意識もないけど、のっかって。意識がないからつかめなくて。熱が出たときみたいに、痛みを忘れるために遠くのほうに意識を向けてみるけど、なかなかすっきりしない。何重も服をきてるみたい。だけど、毎朝犬と散歩にいくために起きて、歩いてると目が覚めていくし、猫に何かを訴えられては答えてみたり、植物を枯らさないように水をあげたりしていると、ちゃんと目の前は刻一刻とあることがわかる。店にいってやらないといけないこともやって一個一個クリアしていると、その途中にちょっとしたいいことがあったときは嬉しさ倍増になる。大丈夫。

2021年10月02日 BLOG