蛇谷 りえ / JATANI RIE

つれづれなる12月。

時間がない。寒くてぼんやりもできないけれど、映画は何個かみています。おすすめの映画があれば教えてください。あと、新聞をとりはじめて、こたつで端から端まで読んでいます。読んでると、いきなり始まる文章もあれば、はじめから説明がある文章もあって、書き言葉の勉強になる。わからないことに関しては、わからないことが知れておもしろいです。でも、うっかりこたつで寝てしまうことがしばしばあります。

英語の本を買ったので、英語の目になろうと、意識しています。映画も字幕なしとかにすればいいのかしら。

思うことはたくさんあって、毎度追いつかないのですが。思ってるだけじゃなくて実行しようと思った次第です。そんな気持ちで坊主にしました。坊主にすると、感覚が研ぎすまされるっていうか、ものごとがストイックに考えられて気持ちがいいです。もう、とりつくろうのがめんどくさくなっちゃったところで、正直に極悪にいきようと思う。

有佐くんと仕事をして、情報であふれている社会の中でも、自分なりの情報収集とか、切り取り方次第で豊かに生きていけるんだなあ。と深く関心しました。有佐くんはいつも、そんなのどっから情報得たのだ!?的なことをたくさん教えてくれました。私は学生のときから、あまり情報を得ようとしてなかったし、知ろうとしなかったし、人と話すことも苦手だったので、こうして一人で日記ばかり書いていたのだけれど、次第に言葉になったのはここ最近のこと。今は、書き言葉をもっと上手になりたいのと、音楽とか映画とか本とか、なんでもだけど、ある程度データのボリュームはあるくせに、ある時代から更新されてない自分のデータバンクが、なんだか最近おもしろいと思えないので、どんどん更新していってみようと思います。そうしたところから、自分ってのはもっと広がりのあるものになれる気がしました。(有佐くんを見ていて)

広がりのあるものっていうのは、例えば、自分ってものの輪郭がほんのちっさいものだったとしても、仕事とか興味を通じて人と出会って、その人を経由してほかの文化を知るきっかけが生まれて、磨かれたり、ある回路がつながったりして、自分が自由になれるって思ってたけれど。その人経由じゃなくても、一人ででもほかの文化を知る術が、今はたくさんあるような気がしました。人と直接出会うのもいいけれど、大阪みたいにすぐにだれかと会えるわけではないので、でも、同じ時間軸で生きているんだから、一人一人がそれぞれの文化を探ったり、模索したりすることが、いつか再会したときに、それはお互い迫力のある実感になって現れるんじゃないかな、と思いました。そういうわけで、一人の時間をなるだけつくって、自分で自分を育んでいってみようと、なんだか修行の気持ち。

それでも、リアルタイムにそれぞれの24時間は流れているので、いま見ておかないと死んじゃうってやつはできるだけこの目で見ようと思ってます。全国、世界中。

2012年12月13日 BLOG