成長記録

「地球B」という中森くんがやってる映像レーベルから、ドキュメンタリー映画『BOOKSTORE～移住編～』が公開され、見る事ができた。登場人物のモリテツヤくんの千葉から鳥取へ移住して、新しい暮らしをつくっていくために、本屋開業を目指す物語。

モリテツヤくんと出会って一年少しだけど、私がみるからに彼はどんどん変化していっていて、成長してるといってもおかしくない。成長って、外からみてる印象だけど、成長を促進することは、わたしにはできないし、する必要性もないから、ただ見てるしかないし、私をはじめモリくんの周りの人たちが見てる傍で思った事を反応してきただけで、彼はすくすく成長していってる。周りの人が言ってること全部を吸収してるわけじゃない、でも、周りの人が言ってること全部を自分で考えて自分で決めてきてるのは彼だし。それが遠回りだろうが、着実に成長してるって、すごいなーと感動した。小さいこどもは、身体とか、声とか、心も、どんどん見て取れるように成長するけど、大人になっても十分にぐんぐん伸びるんやなー。

その成長っぷりがわかるのも映像によってドキュメントされてるからだと思った。自分を認める方法に、何か自分がやったことを誰かに評価されたり、認められたりするのがあるけど、そうじゃなくって、映像によって、自分で自分を見ることもできることがあるんやなーと、あらためて記録のおもしろさを知る。写真じゃ足りない。そこに人が動いて、そのときの言葉が発せられて、目の表情がある。映像だからできるイマジネーションがあるなーと、ビデオを始めたくなりました。

自分の目の前だけでなく、目の前と自分の関わりを、うまく残せていけたら、すこしは私も成長してることが実感できるかもしれない。