蛇谷 りえ / JATANI RIE

プログラミングしてる

明倫AIRという、倉吉市明倫地区で活動するNPOの人たちといっしょに取り組んでいるアーティスト・イン・レジデンス事業があって、その仕事中に考えていたことがあったのでメモ。人と人との調整ごとが多い中で、業務的なやりとりをしてるときに、ピッ!と注意されたときは、なんだよーこっちの気持ちもわかってよーって思って、しゅんとしてしまうけど、日を改まって、落ち着いて相手と向き合って話をしたら、相手の言ってることがわかることがあって、しかも結構、的を得たことを言ってくれたりして、「とんだ勘違いをしてたよ!ごめん!」と心の中であやまる。落ち着いて話をするって大事だなーと、改めて発見する。業務連絡だけじゃ、どうもこの仕事は、仕事になんないみたい。

しかし、相手の言ってることはわかる。っていっても、私の場合の解釈と他の人の場合の解釈は違うわけで、あー、そうなるとこの話を聞く人によって、伝言ゲームみたいに一個ずつズレていく恐れがあるわけだけど、それを複数人で組織的に動かすには、その伝言ゲームを、全員で聞くべきことと、そこからの解釈はその人を信頼することなどの割り切りをしていくことになる。そうやって、この正解のない伝言ゲームの、限られた時間の中で、いかに目的にむかってみんなで前にすすめていくか、組織構造うんぬんばかり考えていた。うん、目的に向かっていけば、どんな遠回りもしてもいい。でも目的は見失っちゃいけない。一人一人がのびのびとできる構造、経路、伝達手段など。私はそのあたりをひたすらチェックしたり、調整したり夢中になって行き来していた。ここのプログラミングがうまく構築できれば、あとはメンテナンスだけだから、状況を観客として楽しめる自分がいて、あの特等席が私は好きなんだな、と今気がつきました。

そうやって特等席を楽しんでいると、仕事以外での話を4割ぐらいしか聞いてない自分がいて、ほとんど覚えてない。なんていうか、大事な印象しか覚えてない。自分の解釈を記憶するのも大事だけど、相手の一つひとつの言葉を覚えておく筋力も持っていたいなーと、記憶力のある友達をみてうらやましく思う自分に気づく。だから、インタビューの仕事をして、相手の言葉を文字おこししたり、メモしてまとめて、みたいな作業がやりたいなー。

 

2013年10月06日 BLOG