蛇谷 りえ / JATANI RIE

あたらしい分離

冬を越しても、元気のなかったゴムの木が心配で、日光にあてたり、水をあげたり、気にしてないフリとかしてたら、のびのびしてきた。嬉しい。夏は色がパキッとしていて、海の色がまぶしい。周りが忙しない。なるべくペースを取り乱さないようにと思うけど、部屋があつくて、じっとできない。じっとできないと、犬の世話がてきとうになって、犬もいらいらしている。わたしのせいだ。反省する。夏の真っ最中にあたらしい環境へ移動して、自分のペースを作りたい。植物がのびのび育ったり、犬に愛情をできるだけそそげるようにくらしたい。つよい自分を纏った鉄の鎧は外して捨てて、肌触りのいい布や匂い、音楽の中で、ご機嫌に過ごすの。楽しみだな。

 

2016年07月27日 BLOG