蛇谷 りえ / JATANI RIE

シュノーケルをつけて海に潜ると、口で呼吸をしないといけない。陸では鼻呼吸をしてるのでつい鼻で息をしてしまうから身体をコントロールするのに必死になる。足にフィンをつけて、海の底を見てると、珊瑚、貝、岩、テトラポット、海藻、小さい魚がちらほら。変な形の魚もいる。当たり前だけど、陸とは景色が全然違う。動画で見るそれと全然違うのは、口呼吸してまで見ようとしてるから、能動的で、海水が温かかったり、冷たかったり感じることも。身体使って見ようとしてる感じ。あと、口呼吸は口を開けないといけないので、ちょっと怖い。なんか入ってきたらどうしようって不安になるので、いつの間にかすごい噛んでて、顎が疲れた。口を開くというのは、気持ち的にも海に対してオープンな気持ちになる必要がある。全然知らない世界の入り口を見た。

2022年07月22日 BLOG