デザイン
イームズ、剣持勇、ノグチイサム、田中一光などなど、今となっては高価なものになっちゃったけど、生活者に気づかれないぐらいに、ひっそりとかっこいいものが大量に生産されていた時代があるなんて、うっとりしてしまう。そんなインダストリアルの奇跡は、いまでも色気があって、シズルさえ感じる。だけど、自分の部屋を見渡せば、痕跡さえも残っていなくて、部屋の中は「これでいいか」まみれで、ぐっちゃぐちゃ。とんだ生活者になっちまったもんだ。でっかいものを作ることもいいけど、ちゃんと生活者として楽しもう。楽しむお金もそうないから、せめて飾れるような思考になろう。おいしいご飯を食べるには、誰かと素敵な時間を過ごすには、心地よく体を休めるには。いっぱいやることあるね。
2016年05月06日 BLOG