fiction
「わたし」は物語上、必要なので「わたし」と名乗っているだけで、名前はなんでも構わない。もちろん、蛇谷りえでもない。ある銀河系のある惑星に住む、ひとりの女の子の話。女の子、ってことは地球に住む人間と同じような生物を想像するかもしれないけれど、人間の生態と同じかどうかは、作者にもまだわからない。でも、女の子、みたいな性質を持ってるのはわかっている。女の子みたいな犬かもしれないし、猫、あるいは鳥かもしれない。それはこれからわかってくるかもしれないし、ずっとわからないかもしれない。だから真実がわかることが重要ではなくて、作り物が本当のことのように感じ取れたり、本当のことが嘘のように見えることがある。という前提で聞いてください。
2016年05月09日 BLOG