Living
話をきいてほしいとおもってるときがある。わーって。お腹のほうで。でも、わたしの話はみんな聞いてるから、その悩み事にきょとんとされる。うん。たしかに聞いてくれてるし、わたしも普段ぺちゃくちゃ話している。それでも、なにかもどかしくて、いざ話をきいてもらうと、それはそれで、話し終わったときに物足りなさもあって、なんだこの気持ち。人の話をきくことってほんの一部だなって日々おもっているのに、いざ自分が話をすると、こんなしょうもない個人的な内容に、付き合わせている上に、伝わった気がてんでしない、この気持ち。なんだこれ。さらに、相手のことばをきけばきくほど、自分のおもっていたこととずれていて、ああ、こんなにもずれるんだな。っておもったりして、悲しいというよりも、とりえあえず、吐き出せたから、すっきりしたような、してないような不思議な気分となった。第一、自分はこれを話そうと仕込んでいても、目の前の人をみるとやっぱり話せないのが問題で。こりゃあ訓練だ。こんなにも相手につられるんだね。しかも問題なのは、わたしのこの得体のしれない何かは、話すって行為で解決できるわけじゃないかもしれないということ。これ、なに?
2017年01月21日 BLOG