蛇谷 りえ / JATANI RIE

理に

ものごとがあるべき場所に存在するのを考えて行動にうつすのは気持ちがよい。あるべき場所というのは、誰かが言ったものさしじゃなくて、自分と世界を切り離して、ゼロの空間になったとして考えたときに、それらがどこにどうあるべきか、を考えるのは楽しい。さらにそれによって生まれた副産物に対して考えるのもまた楽しい。ここにはいらないものだけど、あそこでは活躍できたりする。だから一向に捨てられないわけだけど、空間は限りがあるから一旦手放す勇気を振り絞ってみたり。時間によって価値がかわったりもするので、倉庫があったら楽しいのになあ。でも倉庫でほこりをかぶって眠り続けてるかと思うと、それはそれで心苦しいけど、いつかお店を開くつもりで保管してると思ったらありであることは昔友人に教えてもらった。

 

2017年09月04日 BLOG