蛇谷 りえ / JATANI RIE

センチメンタリズム

西へいく。陽が沈むころにいくと夕日が眩しいけど、どんどん沈んでいるようすがみれてたのしい。髪を切って、服を2着ほど試着して、秋の装いを妄想する。帰り、お気に入りの海岸へいこうと車を走らせたが、なんと工事中で、波の音が遠くから聞こえる。呆然として、工事のフェンスを乗り越えて、できるだけ波の方までいってみるけど、たどりつけず。空には大きな月が出ていたのでじっと見上げる。風の音よりも飛行機の音が響く。浜辺、探さなきゃ。矢野顕子を爆音で聴きながら、今度は月を追っかけながら東へ帰る。

2017年09月08日 BLOG