日記をかきます、さしすせそ
沖縄3日目。記憶がうっすらしている。朝から敏腕マネージャーのろくんとレンタカーの手配をして、「佐喜眞美術館」へいく。那覇市からおよそ30分ぐらいかな?大きな道路をぐんぐん進むと、景色がかわって、昔ここに汽車が走って、眺めたんだろうなー、と想像できるほどの広い幅の道路。中国もこんなでっかい道路があって、横断するのにひやひやしたのを覚えてる。道路沿いから、すぐ曲がると住宅が広がっていて、緑が見えてくる。よくよく見るとそこはアメリカ軍基地で、そのすぐ際に美術館が設置されていた。噂にはきいていた美術館だったけど、中にはコレクションが展示されてて、メインの沖縄戦図はおもっていたより大きくて圧巻。毎年各地の小中学生、高校生がツアーで訪れるらしい。入場料だけで4人で運営されていて、ほんとうにコンセプチュアルなかっこいい場所だった。今を生きる人のかっこいいアウトプットの仕方で、背筋が伸びる。沖縄は、日本本土からしたら、日本人と沖縄人でいいわけるほどの距離感ではあるけど、大阪で生まれ育って、噂できいていた場所にたどり着けてよかった。あそこを知ってるのと、知らないのと、想像の幅が全然かわる。あの場所のあの雰囲気が頭にやきついてる。頭というか、目というか、身体に。
興奮冷めやらぬ車の中で、お昼たべるにも時間がないから、タコライス情報を手に立ち寄って、もぐもぐしながら次の場所へ向かう。キャンプタルガニーへ。ここはプライベートのアートギャラリーになっていて、沖縄古民家を移築して、増築部分にはアーティストが滞在制作できる環境になってる。このときはメキシコのアーティストの展示がされていた。滞在制作の作品以外にも、たくさんのコレクションが住居空間に展示されてて、青い海が窓からみえて、入りこむ光がきれいなのもあって、なんかもう贅沢すぎる。たくさんの人が泊まることはできないけど、野外でイベントやったり、大きなものを作ったりするには抜群な場所みたい。うっとりしながら、初日にいった石灰岩のところに行こうと車を走らせて、おもしろそうな出島があったので立ち寄る。あれ?この流れあってるかな?あいまいになってる。P部の練習はたしか4時からだったので公民館にすべりこんで練習開始。前半のみたもの、食べたものを消化しつつ。かしゆかパートをなんとか覚える。
18時すぎ、練習が終わって沖縄の知人の友人らとお食事会。時間を決めていたけど、時間通りには始まらないのが沖縄時間らしく、先に飲み始める。そしたら、後から増えてきて、もういっかい乾杯。もりあがったところで、P部の練習映像を見せるが、ドン引きされる。あっはっは。昨日いった便利屋にいって、酔いもまわって、沖縄出身の人が多いので、美術館のこととかこの土地の話をきく。あれー、このくだり、3日目じゃない気がしてきたぞ。
2014年02月18日 BLOG