梅サワーをつくったよー

鳥取から戻った大阪での週末は連日人に会いまくって、近況報告など仕事の話をした。人と話をするたびに、ああ、この人のこういうところが好きだ。とぼんやり思いながら言葉が通りすぎていくことが多々ある。だからきっと、話を聞いてないだろう顔をしてるときがあるかもしれない。ごめんなさい。

私の大阪のおねえちゃんは、何人かいると思っていて、その中で料理ねえちゃんのまゆさん家が引っ越ししたので遊びにいった。鳥取土産の1mほどある長いもをプレゼントしたらよくやった！とお褒めの言葉をいただき、大そう喜んでもらえた。鳥取の長いもは、あまりお店で売られてないらしく現地にいくか、郵送してもらうかしないとゲットできないそうな。鳥取の長いもは、スーパーでみるものよりも、細身で、サクサクしてて、食べた後に、ああ土にもぐっていたんだな、って感じの香ばしい風味がする。短冊切りにして醤油で食べたけど、最高でした。梅をつける話をきいて、私もやるーと話が盛り上がり、梅酒がいいか、梅シロップがいいか迷った結果、梅酢にした。まゆさんが事前につけてあって、少しもらったら甘くて酸っぱくて、夏バテの私にはぴったりだと思ったから。2kgの梅を分けてもらった。愛媛の農家に嫁にいった料理人からどっさり届いた梅。料理人で農家の嫁だなんて、たのしいしかない。

まゆさんが料理の話を聞くと自分もできそうな気持ちになる。ほんの些細なおいしい暮らしをするための、料理をつくることだったり、料理を食べることだったり、構えない感じが、仕事や振る舞いにも出ていて、気持ちのいい人で、まゆさんといるとおいしいごはんとか食べていたくなる。