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お嬢の命へ

この手紙の内容に心当たりがある人は、もしかしたら私が2021年7月から2025年7月までの4年間一緒にいたお嬢という猫の命だったかもしれません。

お嬢は生まれて3ヶ月のときに我が家に来ました。秋田犬のおとうさんがすでに住んでいてとてもびっくりしていましたが、お嬢は1週間でおとうさんに近づいていくほど懐きやすい猫でした。ストーカー猫という性質が、猫親から遺伝していたそうで、大きくなってからおとうさんの散歩についてくるようになり、途中からお嬢だけ道を外れて冒険に出るというパターンがありました。

ある時は前足を負傷していたり、大きな木の上によじ登ったり、人の家に閉じ込められていたり、お騒がせ猫でした。でも歳を重ねるにつれて力をつけたのか、ご近所猫番付の上位になっていたり、鳩や水鳥を咥えて持って帰ったりしてました。

新しい家になって屋根の上が好きで、自宅の屋根や近所の屋根の上から呼びかけたり、垣根から出てきたり、私が道を歩いてるとお嬢から声をかけてくれてました。

まだ4歳だったなんて若すぎる。先日も夜にいつも通り犬と私と山際氏と散歩をしていた際、暗闇から他の猫が出てきて驚いたお嬢は道路に出てしまい、車にぶつかりました。轢かれてはないのですが、頭をぶつけたようで即死でした。猫社会ではよくある事故だそう。私は一部始終見えていたので、あのとき私がこうしていたらお嬢は助かったのではないかと、いろんな案を出しては後悔しています。

人間社会では嘘をつくよりも後悔をしてはいけないのかもしれない。大事なものほど。悲しすぎる。

お嬢、守ってあげられなくてごめん。でもお嬢に出会えて私は毎日楽しかった。ありがとう。お嬢の命、たしかに感じたよ。これからも私の中でお嬢は生きてるよ。

2025年7月23日 蛇谷りえ

2025年07月29日 BLOG