蛇谷 りえ / JATANI RIE

犬のしつけ

ほめて育てることができたら、どんなに楽しいかなあ。とあこがれを抱きつつも、6ヶ月になって「こどものうちからしつけしないと大変なことになるよ」といろんなところで言われる。周りは気にしないと、聞いてないふりもできるけど、これから先、全くの一人で犬と暮らすわけじゃないし、犬が一人立ちするわけじゃないし、50kgぐらいになるらしいし、せめて最低限の迷惑がかからないことぐらいはしつけておこうと、しつけの方法について考えてる。

犬のことを理解してくれるのは、だいたい犬を過去に飼ってたり、飼えないけど犬が好きな人だ。だけど、一歩外に出ると、この人が犬を理解してるかしてないかは、立ち振る舞いでわかる。犬に対するいろんな振る舞いがみえておもしろいし、ちょっと冷静に見すぎて、自分がなにかよくわかんなくなるけど。犬もわかってるんだろうなあ。

しつけといっても、決まった時間にごはんを食べることやトイレを外ですることは幸い覚えてくれてるので、わりとおりこうな方だけど、興奮しちゃったときのパワフルさをどうしようかなーと、うれしそうな犬の顔をみて悩んでる。うれしいから、飛びついたり、噛んだりするけど、力が半端ないからなあ。自分のパワーを制御するって大変だなあ。犬も。

犬のしつけの方法の中で、無視をする。という方法があって、おもしろい。うれしいー!って犬が興奮したときに、人間がそれにこたえるんじゃなくて、無視をする。無視をすると、「あれ?」ってなる。おとなしくなったら相手してくれるんだー、的な認識をさせるわけだけど、なかなか乱暴なほどの空振りぐあいがおもしろい。そういえば、何度かわたしも興奮したり、相手に感情を押し付けようとしたときに、目をそらされたり、反応がなくて、「あ、これはダメなんだ」とはっとしたことあったな。あなどれない。

 

2014年07月09日 BLOG