蛇谷 りえ / JATANI RIE

cosmic

たみの近くにある絵本屋にたちよって、絵本を一冊選ぶ。加古里子の「宇宙ーそのひろがりをしろうー」という絵本を買う。すぐ横に「地球」もあって、迷ったけれど、宇宙にした。絵がいい、文章を読まなくてもわかる。でも文章を読むと知識となって、もっと興味が持てる。何回も読んでしまういい絵本。いつかいったプラネタリウムの感動を思い出すかのような気持ちになる。そうだった、そうだった。

鳥取にあるプラネタリウムにいく。めちゃくちゃ山奥。昼間から山のくねくね道をかぎわけるように車で通る。到着したら、山の頂上らしきところにあって、建物の中には最大の天体望遠鏡と最小のプラネタリウムがある。学芸員のささやきは何度も眠くなるほど心地よい。土星がでかすぎてやばい。木星もでかいけど、土星のあの輪っかとか、土星が遠くから地球を見てると思うと、ぞっとする。宇宙の不思議が果てしなさ過ぎて、まだまだ整理が追いつかないけど。最小のプラネタリウムでみる星は、電気で照らされてなんだかマヌケにみえる。最大の天体望遠鏡は3億4000万kmの星をみることができるらしい。昼間にいったからわからなかったけど、ここのプラネタリウムは、夜になったら肉眼で最大のプラネタリウムが体験できて、それがなによりもきっとすごい。どんなでっかいプラネタリウムよりも、きっとでかいし、リアル。真っ青な空に夜をみる。夜に満点の星がみたい。そこで星座を探して、その星がどれぐらい地球から離れてるのか知りたい。

2015年06月06日 BLOG